Top > SEの基礎

「SE 35歳定年説」・・・いよいよその歳を迎えてしまった。これまで追われるばかりでなかなか振り返る余裕がなかったが、SEという漠然とした定義をここで改めて見直してみたいと思う。

SEの仕事って?

SEといっても、いわゆるソフトウェアベンダーで働くSEもいれば、企業のシステム部門に籍をおくSEもいる。開発の対象となるシステムも、基幹業務系、会計管理、人事管理、給与管理など種類も規模も様々である。SEにとって必要とされる知識は単にプログラミングの知識や技術だけではなく、ハードウェア、ネットワーク、セキュリティ、そして業務そのものの知識などが必要とされる。個人的には、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力がSEにとってはかなり重要だと考える。

ソフトウェア開発工程

業務分析と要件定義

業務分析とは、ユーザーが求める要求をまとめていく作業のことをいう。構築するシステムを使って具体的にどのようなことを実現していきたいのかをユーザー視点でまとめていく。この作業はSEとユーザー部門とで協同することで進めてくがコミュニケーションがしっかりとれていないと円滑に進まない。SEはどうしてもシステムの視点で物事を捉えてしまうが、業務側からすれば突発的な対応や例外の元に業務が成り立っている場合が多い。これまでの経験上、上流工程ですべての運用パターンや例外を完全に網羅できた試しはない。(小規模のシステムであれば別だが)

この工程では、いかに業務要件を引き出しパターン化していくかが鍵となると思う。ただし、業務分析の段階で業務運用の見直しも忘れてはいけない。ユーザーが思うままのシステムを作ろうとすると、それはきっとオーバースペックのシステムとなってしまうだろう。

要件定義書に記載すべき内容

  1. システム導入の目的・背景
  2. 要件定義内容
  3. 現行システムの説明
  4. データ量調査
  5. 希望スケジュール
  6. 費用対効果

開発計画の策定

システム設計

外部設計書

外部設計フェーズは、上流工程のから下流工程へつなげていくための位置づけになる。要件定義書と詳細設計書の間に位置する外部設計書に記載する内容を以下のように自分は定義している。

  1. タスク関連図
  2. ハードウェア構成
  3. 処理概要
  4. 画面設計
  5. 出力帳票レイアウト
  6. 開発期間と費用

外部設計書とは、客先もしくは業務ユーザー向けの設計書である。

内部設計書

内部設計書は詳細設計書ともよばれる。内部設計書は開発者(プログラマ)に対する設計図のようなもので、外部設計書をサブシステムごとに分割し、詳細な仕様を記述するものと認識している。内部設計の段階ではかなり詳細な内容までおとす必要があるが、そのトランザクション(機能)の運用を想定し、データ量がどれくらいになるのか?レスポンスは許容範囲か?、データのロックは矛盾がないか?前提処理があるか?など機能そのもの以外の影響まで考慮して設計する必要があると考える。また、オンライン系のプログラムであれば画面遷移や手続きの制御を共通化していく必要がある。バッチ処理であってもログやファイル出力などの仕様を共通化する必要がる。大規模なシステムで何人ものSEが設計する場合は、この部分の標準化を忘れてはならない。この点のSE同士のコミュニケーションが甘いと、モジュールによってユーザー主導のシステムなのか、システム主導のシステムなのかの差がでてきてしまう。運用想定外のオペレーションをどこまでシステムの制御を入れていくか?エラー時のリカバリー方法などがよい例だ。まぁ、モジュールが違えばユーザーも基本的に違うので、一概に共通化しなさい!というわけではないことも忘れてはいけない。

プログラム開発

プログラム開発で大切なのは、やっぱ標準化なんだろうなぁ。一昔前はプログラム開発って「この人じゃなきゃ作れない」っていうケースが結構あって、それが開発者のステータスになってたり人材の価値になってたりしてたと思う。これからは簡単な引継ぎでジョブをローテーションできるような標準化をしていく必要があると思う。結局それがタイミングよく仕事を拾っていくチャンスになるし、何よりも人材が育つ。そう思っている本人が1つのアプリを10年以上もやっているので説得力がぜんぜんないけど。。 (T-T

それからもっとも大切なことは、作ろうとしているプログラムがどんな背景で必要とされているかをしっかり理解したうえで作ること。オンラインなのかバッチなのか、担当ユーザーは業務部門なのか倉庫や窓口などの現場に近いところなのか。それからデータの量がどれくらいなのか、時期によってばらつきがあるのかないのかなど。まぁ、このあたりは上流の設計段階でフォローすべきだろうけど。

テスト

導入

運用保守

上流工程

下流工程

ソフトウェア管理

見積り&契約


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Last-modified: 2008-02-03 (日) 21:57:41 (4187d)